madoglass
春の運動会を機に仲良くなった息子の同級生の家に、家族で遊びに来ている。広い庭のあるお宅で、庭でバーベキューをしているのだ。おもてなしの上手の夫婦だから、私たちも一緒に招待されたもう一家族も、本当に楽しい時を過ごしている。同じ歳の子どもを持つ親同士。話題は尽きない。それぞれ職業は違うが、社会人としての愚痴やあるある話。奥方たちは夫たちへの不満や美容のこと。もちろん子どもたちの学校の話などだ。

バーベキューもひと段落して大人たちは程よくお酒もまわり、それぞれ椅子に腰かけまったりしていると、子どもたちは増々疲れを知らず、キャッチボールなどをし始めた。最初こそ見守っていたが親たちがちょっと気を許した隙に、なんとうちの息子が、ボールをリビングの窓ガラスに投げてしまったのだ。割れる。そう思ったのだが、ボールは窓ガラスに打ち付けられ、そのまま跳ね返って芝生に転がった。良かった。割れなかった。

ご主人には謝罪したが、ボールを当てても割れない窓ガラスに驚いた。側によって軽く触ってみたが、なかなか頑丈そうな窓ガラスだった。ご主人曰く、騒音や断熱性を重視した、ちょっといい窓ガラスを新築時に奮発して入れたのだという。窓ガラスにそんな機能があるなんて、恥ずかしながら知らなかった。自分が住んでいる今のマンションの窓ガラスは、どんなものだっただろうか。今更ながら、思い出してみたりした。

子どもがボールを投げた際、私が瞬時に割れると思い込んだのは、私自身が子ども時代、ボールで窓ガラスを割ったことがあるからだ。その時はいとも簡単に、あっけなくガラスは割れてしまった。友達の家だったから、すごく申し訳なく、親にも謝った記憶がある。恐らく窓ガラス代を親は弁償したはずだ。しかしガラスの強度も日々進化しているということか。