Burglar in action
空き巣の6~7割以上が窓ガラスを割って侵入するとも言われています。防犯という観点からも窓ガラスは非常に重要な要素といえるでしょう。

そもそも窓ガラスには、室内から外部が見られるという特性とともに、外部から室内が丸見えになるという欠点があります。このため、窓ガラスの設置には、外部から直接室内が見えないようにするための工夫がなされていることがほとんどです。たとえばマンションのベランダにおける腰壁や、庭の樹木や植え込みなどの遮蔽物は、そうした「目隠し」の典型といえるのではないでしょうか。

ところがこれこそが、空き巣の「仕事」をより助長する結果となっています。空き巣は入念な下調べのもと、もっとも人目につかない時間帯で作業を行おうとするものですが、それでも予期せぬ通行人などに目撃されてしまう危険性を常に警戒していなければなりません。そのため、窓の近くで遮蔽物が多い場所などが、恰好の作業現場となりやすいことになるのです。そしてひとたび住宅に侵入した空き巣は、ポイントとなる場所を手際よく物色したのち、大抵は短時間で退去してしまいます。空き巣被害はその経済的ダメージとともに、またいつ侵入されるかもしれないという恐怖が精神的被害となって続くものなのです。

ガラス修理に関しての研究成果

それではわたしたち一般市民が空き巣に対して行える防犯対策とはなんでしょう。空き巣は大抵の場合、侵入前に入念な下調べを行いますが、そのとき番犬の存在といった不安要素がある住宅に、あえて侵入することはまずありません。そうした意味で、侵入口となる窓ガラスの防犯性能は、非常に大きな抑止力となるのです。一般に5分以上侵入にかかる場合、多くの空き巣があきらめて現場を去ると言われています。仮に窓ガラスの近くまできて下調べをしなかった空き巣であっても、実際に作業を行おうとしたとき、防犯性が高く、なかなか割れないガラスであれば、侵入をあきらめることになるでしょう。